現在CCSDSは、11のメンバー機関、33のオブザーバ機関、9のリエゾン機関、さらに100以上のアソシエイツ(団体、民間企業等)から組織されています。
メンバー機関は、宇宙開発、運用、研究に重要な責任を持っている機関のみが参加できます。
メンバー機関は国家機関または准国家機関でなければならず、一国あるいは一共同体から一機関のみがメンバー機関として参加できます。日本の場合、JAXAがメンバー機関に該当します。メンバー機関は投票権を持ち、投票権はそれぞれのメンバー機関の代表者により行使されます。
メンバー機関はCCSDS管理評議会(CMC)の構成員となり、 CCSDSの方向性を決定するために代表者が1年に2回集まることとなっています。また、それぞれのメンバー機関はCCSDS文書の検討に必要となるワーキンググループ(WG:Working
Group)への人員の派遣を行う一方で、各WGの運営方針の承認を行います。
さらに、衛星識別子(SCID:Spacecraft Identification Data)を申請する権利を有しています。
| 機関名 | 国 |
| イタリア宇宙事業団(ASI) | イタリア |
| カナダ宇宙庁(CSA) | カナダ |
| フランス国立宇宙センター(CNES) | フランス |
| 中国国家航天局(CNSA) | 中国 |
| ドイツ航空宇宙センター(DLR) | ドイツ |
| 欧州宇宙機関(ESA) | ヨーロッパ |
| ブラジル国立宇宙研究所(INPE) | ブラジル |
| 宇宙航空研究開発機構(JAXA) | 日本 |
| アメリカ航空宇宙局(NASA) | アメリカ |
| ロシア連邦宇宙機関(ROSCOSMOS) | ロシア |
| イギリス宇宙機関(UKSA) | イギリス |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
オブザーバ機関は、技術的なエキスパート機関として宇宙開発、運用、研究に関わる国家機関、准国家機関で構成されており、メンバ機関同様、SCIDを取得申請する権利を有しています。日本では、情報通信研究機構(NICT)がオブザーバ機関として参加しています。
| 機関名 | 国 |
| オーストリア宇宙機関(ASA) | オーストリア |
| ベルギー連邦科学政策省(BESPO) | ベルギー |
| 中央機械建設研究所(TsNIIMash) | ロシア |
| 中国空間技術研究院(CAST) | 中国 |
| 中国衛星発射測控系統部/北京理工大学(CLTC/BITTT) | 中国 |
| 中国科学院(CAS) | 中国 |
| オーストラリア科学技術研究機構(CSIRO) | オーストラリア |
| デンマーク国立宇宙センター(DNSC) | デンマーク |
| 国防省航空宇宙科学技術局(DCTA) | ブラジル |
| エジプト宇宙機関(EgSA) | エジプト |
| 韓国電子通信研究院(ETRI) | 韓国 |
| 欧州気象衛星機関(EUMETSAT) | ヨーロッパ |
| 欧州通信衛星機関(EUTELSAT) | ヨーロッパ |
| タイ地理情報・宇宙技術開発機関(GISTDA ) | タイ |
| ギリシア国立宇宙委員会(HNSC) | ギリシア |
| ISROテレメトリー追跡コマンドネットワーク(ISTRAC) | インド |
| 韓国航空宇宙研究院(KARI) | 韓国 |
| イスラエル通信省(MOC) | イスラエル |
| ムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター(MBRSC) | アラブ首長国連 |
| 情報通信研究機構(NICT) | 日本 |
| アメリカ海洋大気庁(NOAA) | アメリカ |
| カザフスタン宇宙局(KAZCOSMOS) | カザフスタン |
| 米海軍宇宙技術センター(NCST) | アメリカ |
| オランダ宇宙局(NSO) | オランダ |
| ハンガリー科学アカデミー(KFKI) | ハンガリー |
| 南アフリカ国立宇宙機関(SANSA) | 南アフリカ |
| 宇宙高層大気研究委員会(SUPARCO) | パキスタン |
| ロシア宇宙科学研究所(IKI) | ロシア |
| スウェーデン宇宙公社(SSC) | スウェーデン |
| スイス宇宙局(SSO) | スイス |
| 台湾国家宇宙センター(TASA) | 台湾 |
| トルコ科学技術研究評議会 宇宙技術研究所(TUBITAK) | トルコ |
| アメリカ地質調査所(USGS) | アメリカ |
リエゾンは宇宙関連データや情報システムに関わる非営利団体に開かれています。
リエゾンはCCSDSでの検討分野との関連が深い組織として連携を持つため、CCSDS文書の制定プロセスにおいて、コメントやレビュー文書に対する指摘(RID:Review
Item Disposition)を提出することができます。リエゾンは、ワーキンググループ(WG)への参加を推奨されていますが、必須ではありません。
| 機関名 |
| American Institute for Aeronautics and Astronautics (AIAA) |
| Committee on Conformity Assessment (CASCO) |
| European Cooperation for Space Standardization (ECSS) |
| Interagency Operations Advisory Group (IOAG) |
| ISO/IEC JTC 1/SC 29 Coding of audio, picture, multimedia and hypermedia information |
| ISO/TC 20/SC 14 Space Systems and Operations |
| National Archives and Records Administration |
| Object Management Group Inc. (OMG) |
| Space ISAC |
アソシエイツはCCSDS活動に賛同し、同国のメンバー機関またはオブザーバ機関から参加を承認された団体や民間企業から構成されています。
アソシエイツはCCSDS文書の作成過程でメンバー機関またはオブザーバ機関の支援を行います。具体的には、メンバー機関やオブザーバ機関を通して意見を出すことが可能で、
メンバー機関の了承の下で各WGに出席したり、公開されたすべてのCCSDS文書を受領したりすることができ、CCSDSレビュー文書に対するRIDの提出を認められています。
日本からは富士通(株)、三菱電機(株)、日本電気(株)、(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所、TISソリューションリンク(株)がアソシエイツとして参加しています。











