フルサクセス
ミッション3:π/4 shift QPSK送信機の実用性を示す
π/4 shift QPSK送信機を用いてHKデータや画像データなどをダウンリンクし,運用終了後,通信時間とダウンリンクデータ総量から正味の通信速度を算出します.正味の通信速度が,従来の通信機に比べて300%以上であることを示せた段階で達成とします.ダウンリンク時には,受信環境のパラメータを記録しておき,環境条件を揃えうえで正味の通信速度を比較します.以下に記録しておく受信環境パラメータを示します.
- 気温
- 湿度
- 大気圧
- 最大仰角
- 軌道
ミッション4:FSK送信機の実用性を示す
FSK送信機を用いてHKデータや画像データなどをダウンリンクし,運用終了後,通信時間とダウンリンクデータ総量から正味の通信速度を算出します.正味の通信速度が,従来の通信機に比べて150%以上であることを示せた段階で達成とします.ダウンリンク時には,ミッション3に示した受信環境のパラメータを記録しておき,環境条件を揃えうえで正味の通信速度を比較します.
ミッション5:リニアトランスポンダの動作実証
音声データを地球局から145MHz帯で衛星に向けアップリンクし,435MHz帯に変換された音声データを地球局にてダウンリンクできた段階で達成とします.
ミッション6:カメラシステムの実用性を示す
カメラの設定(※1)後,画像撮影を行います.撮影画像をダウンリンクし,正常に画像が撮影できたことを確認した段階で達成とします.
※1:カメラの設定:解像度(FHD以上),画像形式:JPEG,画像効果(初期設定値)