2022年11月12日(土)筑波宇宙センター特別公開に出展しました
2022年11月12日(土)に筑波宇宙センター特別公開が開催され、ブース出展を行いました。体験型イベントを含め6種類のコンテンツを用意した施設部ブースには、約1000人の方にご来場いただきました。
筑波宇宙センター歴史AR模型・デジタル模型映像
筑波宇宙センターの50周年記念を祝して、構内模型を作成し展示しました。各建物にはARアイコンを貼り付け、それぞれの建物がどのような機能を持っているのかをインタラクティブに学びながら楽しめるアクティビティも用意し、大いに盛り上がっていました。
また、これまで筑波宇宙センター振り返る動画を再生し、多くの方に筑波宇宙センターの移り変わりをご覧いただきました。

50年間で建物が建っていく様子を動画にしました
レールカム(遠隔監視の紹介)
JAXA事業所の保全を行う施設部として、無人保全システムの紹介を行いました。
事業所内には、人の立ち入りが困難な場所や危険な場所がいくつかあります。そのような場所に予めレールを敷設し、そのレールに沿って360度カメラを走らせながら動画を撮影することで、作業員は別の安全な場所から動画を確認し点検が可能となります。
ブースでは、部屋に張り巡らされたレールを実際に遠隔操作していただき、来場された皆様にも楽しんでいただきました。


筑波宇宙センター内散策 ゴーカートゲーム
広大な筑波宇宙センターをゲームで散策! ゴーカートゲームで多くのお子様方が筑波宇宙センターをツアーできたのではないでしょうか?
沢山の方に体験いただき、大いに盛り上がっておりました!


宇宙建築の紹介・展開機構の折り紙ワークショップ
東京大学・九州大学と開発中の月面基地について展示を行いました。
月面に基地を建設するためには、ロケットで資材を運ばなければなりません。ロケットの限られたスペースに資材を入れ、また、実際に月面上に基地を建設する際にもすばやく展開するために特殊な展開機構を開発しています。
これらの基地等をロケットの中の限られたスペースに入れるために展開機構が用いられます。その中から、九州大学が開発したハサミムシの翅を模した扇形の展開機構と、NASAで開発中の Star Shader の展開機構について、ワークショップを行いました。


参考
- 月の縦孔での滞在開始用ベースキャンプの最少形態と展開着床機構の開発(国土交通省 2023/04/20 報道発表資料 令和5年度の宇宙無人建設革新技術開発を開始します ~近い将来の月面での建設を目指し、地上の建設技術を高度化~)
その他展示ブース
その他、感染症対策の取り組みとしての非接触スイッチや、脱炭素の取り組みとしての燃料電池の実験装置の展示・体験など、様々なコンテンツの紹介を行いました。


おわりに
たくさんのお客様にお越しいただきました。誠にありがとうございます。
今後も施設部ホームページで部の取り組みや研究開発の紹介をしていきます。
関連リンク
- 筑波宇宙センター特別公開 ご来場ありがとうございました!(ファン!ファン!JAXA!)