組織情報

公開日:2019/12/09 最終更新日:2023/05/10

施設部は地上施設の整備・維持・運用を通じてJAXAの研究開発を支えるとともに、自らの保有施設をフィールドに宇宙技術の地上転用等について技術開発を行っています。

施設部長より

我々施設部は事業共通組織のひとつとして位置付けられ、宇宙輸送・人工衛星利用・有人宇宙活動・宇宙科学・航空技術・基礎基盤技術研究といった、JAXA事業に共通して必要となる施設に関して、企画・計画から設計、整備、維持・運用、解体撤去まで、いわゆる、ゆりかごから墓場までの業務を担う“ライフサイクルコンサルタント”集団です。

私どもは第4期中長期計画期間(2018年度~2024年度末)の重点目標に以下を設定し、着実に事業を推進してまいりました。

  • 激甚化する自然災害対応力強化
  • 持続可能なインフラ保全の実現
  • エネルギーレジリエンス向上

近年は共通基盤技術の開発にも取り組んでおり、民間、大学、他研究機関、地域などとの連携や協働により得られた成果を、積極的に情報発信してきました。今後は施設事業における宇宙インフラの活用にも取り組む予定です。

これからもステークホルダーのみなさまのご指導・ご協力のもと、確実にJAXA事業を支えるとともに、地域や社会に対し貢献してまいります。

2023年4月
施設部長 田口 博晃

施設部職員紹介

職員紹介ページからご覧ください。

施設部業務紹介

 施設部は、JAXAにおける土木構築物、建築物及び建築に附帯する設備(以下、「施設」)の整備等について、各部門等の所掌に属するものを除き、次の業務を行っています。

  • 施設の整備、維持及び運用に関すること
  • 施設の老朽化・耐震対策、自然災害に対するリスク対策、省エネルギー対策(二酸化炭素排出量削減対策を含む。)等に係る計画の立案及び実施に関すること
  • 施設の整備、維持及び運用並びに施設に関する対策に係る基準の作成に関すること
  • 施設の整備、維持及び運用に関する調査並びに技術研究開発に関すること
  • 施設の整備等に係る各部門等への助言を行うこと

「施設」とは

  • 道路・橋梁等の土木構築物、設備等を収用する建築物、インフラとしての上下水道、ガス・電力供給設備、クレーン、エレベーターなどを指します。
  • これらの整備にあたっては、技術的な専門知識のみならず、公共事業としてのコンプライアンス確保のための専門的知識が必要とされています。

参考

組織図

JAXA施設部組織図
  • 研究開発やプロジェクト等の事業促進のため、「事業共通部門」の一つとして活動しています。
  • 国内13事業所、6分室を所掌しており、担当課は以下の通りです。
    • 施設第1課:筑波宇宙センター、地球観測センター、勝浦宇宙通信所、沖縄宇宙通信所、臼田宇宙空間観測所、角田宇宙センター、上齋原スペースガードセンター及び美星スペースガードセンター
    • 施設第2課:調布航空宇宙センター、調布航空宇宙センター飛行場分室、名古屋空港飛行研究拠点、相模原キャンパス、能代ロケット実験場、あきる野分室及び大樹航空宇宙実験場
    • 射場施設課:種子島宇宙センター、内之浦宇宙空間観測所、増田宇宙通信所及び小笠原追跡所

各課の業務内容

  • 施設推進課 … 施設の整備計画や施設に関する対策の企画・推進・研究開発などを行います。
  • 施設第1課・施設第2課・射場施設課 … 上記の担当事業所・分室に関する既存施設の改修整備計画の立案・実施、施設の維持・運用などを行います。

詳しくはJAXA 組織規程をご覧ください。

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