地上と宇宙の施設ジェネラリストに

公開日:2023/06/28 最終更新日:2023/06/28
施設部 施設推進課
多田 麻也子
  • 入社: 2021年度
  • 出身: 都市環境科学研究科建築学域
  • 大学での研究テーマ: 発展途上国の組積造建築に適用する滑り免震工法の開発と実装
施設部職員紹介

JAXAを目指したきっかけ

小さいころから建築や、生活環境、デザインに興味があり建築分野を専攻しました。また山崎直子さんの講演を拝聴したのをきっかけに宇宙や航空分野にも心惹かれ、自身の専門を活かしながら宇宙航空分野に貢献できるJAXAを志望しました。

この先すぐの実現は難しいと思いますが、将来の月面基地建設に向け、建築分野を専攻する者として、宇宙利用開発のための地上施設の設計・建設・維持管理のみならず、宇宙ステーションや月面基地建設のための新材料・新工法の開発、設計、建設に携わりたいと考えています。

現在の業務内容

現在は主に角田宇宙センターに新しく建設される官民共創推進系開発センター(仮称)の基本検討・設計、内之浦宇宙空間観測所の受変電設備更新工事の監理業務などを行っております。実際に施設を利用するユーザーの立場で運用しやすいレイアウトや配置検討を行うこと、JAXAのロケット開発事業の運用効率を向上できるよう日々尽力しています。

また、施設部で行われている設計工事の監理業務や保全業務に関するDXチームを発足し、データの整理や集約化を行い、紙媒体の廃止や承認プロセスの簡略化を進めるなど業務効率化に努めています。

今後の目標

アルバイト時代に「仕事」は「作業」ではないと教わったことが心に残っています。「仕事」を全うするため、すべての仕事にある背景や意図をくみ取り、なぜやらなくてはいけないのか、もっとこうすべきではないか、のように与えられた仕事に対して常にこれらの視点を持って取り組み、思考を停止させず業務に取り組むことがいつまでも続く目標です。

また、自分の専門である建築の知識はもちろん、それらに付随する電気設備、機械設備、土木などの地球上のインフラ構築に関する知見や経験を積み重ね、さらにJAXAならではの宇宙環境への理解も深めることで、地球外の惑星などの新しい環境下での空間構築に貢献したいです。

施設を目指す皆さんへのメッセージ

施設部職員紹介

自身の専門や経験に「宇宙」や「航空」の文字がないからとどうか遠慮しないでください。特に施設部では宇宙航空分野とは遠い専門ながら建築や土木、電気設備、機械設備に関する専門分野を活かして研究施設の建設やインフラ構築に貢献できる部署です。

上記の分野に関わらず、航空機や探査機を作り、運用し、その成果を社会に届けようとすると文理問わず本当に多くの専門をもった人々の協力が必要です。

皆さんの専門分野とJAXAの「これは誰にも負けない」「これを実現したい」という思いを重ね合わせて、ともに未知の世界に挑戦することができるのを楽しみにしています。