組織情報

JAXA施設部長

静かに、ひたむきに、支える力。

私たち施設部は、JAXAの足元を支える組織です。

宇宙輸送、人工衛星利用、有人宇宙活動、宇宙科学、航空技術、基礎技術研究など、あらゆる分野に必要な基盤インフラの企画・計画から設計、整備、維持・運用、そして解体撤去まで——まさに“ゆりかごから墓場まで”を見守る、施設のライフサイクルコンサルタント集団です。

2025年度から始まった第5期中期計画。

これまでの歩みを振り返り、私たちはその原点に立ち返り、持続可能な基盤インフラの実現に取り組んで行くとともに、民間企業、大学、研究機関、地域との連携をさらに強化し、得られた成果を積極的に発信することを通して、社会課題の解決に向けて一歩を踏み出します。

ともに、宇宙、航空、そして社会を支える仲間である皆さま、私たちとともに、JAXA、そして地球の未来を支えていきませんか。今後ともご指導・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

そして、これからの施設部に、どうぞご期待ください。

2025年10月 施設部長
施設部長署名

活動方針

持続可能かつ効率的なインフラマネジメントを実現するため、活動の柱となる方針として、以下を定めています。

01

リスク縮減

社会課題にもなっている”施設の老朽化”、”激甚化する自然災害”等の課題に対し、施設保全の高度化(性能発注、遠隔/状態監視他)、自然災害リスクの見える化、老朽化施設の更新などを通して、そのリスクの縮減を目指す。

02

エネルギー安定供給

電源基盤インフラ(受変電設備、高圧ケーブル等)の省人省力化を見据えた、自然エネルギー等の様々なエネルギーを活用した電源の多様化等により、離島などの環境条件に合わせた安定供給を目指す。

03

選択と集中

限られたリソースの中で、リスク縮減およびエネルギー安定供給を実現するため、選択と集中を行う。

業務内容

機構の研究開発業務で必要となる共通インフラを支える「事業共通組織」の一つとして、国内13事業所、6分室を所掌しています。

施設第1課

Ground Facilities Division 1

衛星、宇宙ステーション等の実機を用いた地上試験、及び打ち上げ後の管制、観測などの運用を行う事業所を担当しており、途切れることのない運用を支える、堅固な共通インフラの維持、更新を行っています。

担当事業所

筑波宇宙センター、地球観測センター、勝浦宇宙通信所、沖縄宇宙通信所、臼田宇宙空間観測所、角田宇宙センター、上齋原スペースガードセンター及び美星スペースガードセンター

施設第1課

施設第2課

Ground Facilities Division 2

航空機等に関する研究開発、及び宇宙科学の研究を行う事業所を担当しており、日々進歩する開発、研究を対応する、柔軟な共通インフラの維持・更新を行っています。

担当事業所

調布航空宇宙センター、調布航空宇宙センター飛行場分室、名古屋空港飛行研究拠点、相模原キャンパス、能代ロケット実験場、あきる野分室及び大樹航空宇宙実験場

施設第2課

射場施設課

Range Facilities Division

ロケットを打ち上げる事業所を担当しており、地理的に厳しい気候、環境のなか、限られた打ち上げ機会を逃さない、打たれ強い共通インフラの維持・更新を行っています。

担当事業所

種子島宇宙センター、内之浦宇宙空間観測所、増田宇宙通信所及び小笠原追跡所

射場施設課

施設推進課

Program Management Division

各課横断的な企画・推進・研究開発、及び各課の支援を行っています。

施設推進課

契約・調達情報

工事や設計業務などの契約・調達情報はこちらからご確認ください。

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