超小型ソーラー電力セイルの研究
April 4, 2023

私たちは,JAXAと東工大の研究者と共に超小型ソーラー電力セイルの研究・開発を行っています.私たちの研究室では特に,軽量で剛性の高くない支持構造によって展開される膜面構造の形状精度向上に向けて研究に取り組んでいます.

セイル構造は剛性が低く,その変形が宇宙機の軌道・姿勢制御性能や推進性能に無視できない影響を与えるため,宇宙実証のためには展開形状の得ることが必須です.そこで,地上での試験が困難な柔軟構造物の宇宙空間での変形特性を明らかするために,有限要素法に基づく数値解析コードを開発しています.

(M2 立川)