JAPAN’S CONTRIBUTION

日本の技術と観測を、宇宙へ。

光学技術、データ受信、すばる望遠鏡とPRIME望遠鏡の協調観測、科学研究。日本は5つの柱でRomanに参加します。
Image: NASA

日本チームの役割

日本の技術と観測で、Romanの科学を拓く。

JAXA・大学・国立天文台・国内企業などからなる日本チームは、 コロナグラフ装置の光学技術、美笹深宇宙探査用地上局でのデータ受信、 すばる望遠鏡とPRIME望遠鏡による協調観測、観測計画とデータ解析を通じてRomanに参加します。 宇宙機の開発から観測データを使った研究まで、異なる分野の力を一つの科学成果へつなげます。

01

DATA DOWNLINK

美笹局でのデータ受信

長野県佐久市の美笹深宇宙探査用地上局で、Romanの大容量観測データを高速で受信します。

  • 54mアンテナとK帯(26GHz)高速受信システム
  • 受信・復号した科学データをNASAへ高速伝送
02

CORONAGRAPH

コロナグラフ装置への光学技術

自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンターおよび東京大学との協力のもと、高精度の偏光観測を行う光学系と、恒星光を抑えるコロナグラフマスク基板を日本から提供しています。

  • 自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンターとの共同研究
  • 東京大学との技術協力
  • 偏光観測用のウォラストンプリズムと集光レンズ
  • 恒星光を抑えるコロナグラフマスク基板
  • 将来の系外惑星直接撮像につながる宇宙での技術実証
03

SUBARU

すばる望遠鏡との協調観測

自然科学研究機構 国立天文台との協定に基づき、Romanとすばる望遠鏡による撮像・分光などの協調観測を行い、幅広い研究を進めます。

  • 自然科学研究機構 国立天文台との協定に基づく協力
  • Romanとすばる望遠鏡による撮像・分光などの協調観測
  • 宇宙論、銀河形成など幅広い科学テーマを補完
  • HSCとPFSによる観測も重要な取り組みの一部
04

PRIME

PRIME望遠鏡との協調観測

大阪大学との協定に基づき、南アフリカのPRIME望遠鏡とRomanで重力マイクロレンズ現象を同時観測し、系外惑星の質量測定を助けます。

  • 大阪大学との協定に基づく協力
  • 地上と太陽―地球L2点付近から同じ現象を観測
  • マイクロレンズ・パララックスから惑星質量をより正確に測定
  • 日本が培ってきた重力マイクロレンズ観測・解析を活用
05

SCIENCE

観測計画・データ解析・科学研究

日本の大学や研究機関の研究者と協力し、観測計画、データ解析、科学研究を進めます。

  • 国内研究者との科学協力
  • Romanの観測計画と地上協調観測の検討
  • 宇宙論・銀河・系外惑星などを横断するデータ解析
  • 日本の研究コミュニティと次世代研究者の参加を推進

DATA DOWNLINK / MISASA

宇宙から届く大容量データを、佐久で受け取る。

Romanが生み出す観測データは1日あたり11 Tbitに達します。 長野県佐久市にある美笹深宇宙探査用地上局は、RomanからK帯で届く信号を受信・復号し、 NASAの地上システムへ高速伝送します。美笹局のK帯受信システムを詳しく見る
54m
美笹局アンテナ
26GHz
Roman用K帯受信
11 Tbit/日
Romanの観測データ量

宇宙と地上の連携

Romanと地上望遠鏡の連携

01

宇宙から広く観測

Romanが可視光の一部から近赤外線まで、広い空を高精度に観測し、大規模なデータを取得します。

02

地上から補完

日本の地上望遠鏡が異なる波長や観測条件で追観測し、天体の性質を詳しく調べます。

03

統合して科学へ

宇宙と地上のデータを組み合わせ、宇宙論・銀河・系外惑星の研究成果へつなげます。

公式情報・出典

日本の参加について