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最後まで諦めないチャレンジする気持ちを大事に宇宙開発に関わる
長谷川 晃子
2007年入社
電子情報学科 情報工学専攻卒(短期大学)
科学衛星運用・データ利用ユニット
REASON入社の理由

宇宙への憧れ JAXAで叶った夢の仕事
小学生の時、オレンジ色の宇宙服姿の向井千秋宇宙飛行士を見て、「女性も宇宙に行けるんだ!」と感動した記憶があります。この時から「宇宙の仕事がしたい」と思っていました。
耳が不自由な私は、様々な国の聾者が交流する研修旅行に参加する等、積極的に視野を広げる学生時代を過ごしました。各国の手話を事前に覚える等、難しく思えることも工夫次第でチャレンジできることを学びました。
情報工学を学び、プログラミング技術を習得すれば、宇宙の仕事を目指せるかもしれないと考え、大学卒業後はプログラミングを身につけながら働ける会社に入社しました。機会があればJAXAに挑戦したいと考えていましたが、まだまだ遠い夢だと半ば諦めていたのです。4年後、「好きなことを仕事にする」と頑張っている友人の姿に励まされ、私も一度は挑戦してみようと決意し、応募しました。採用の連絡が来た時は、こんなに早く夢が叶うとは思わず驚きましたが、最後まで諦めずに挑戦して良かったと思っています。
WORKわたしの仕事

手話を学んでくれた大事なチームメートと協働する喜び
科学衛星を運用する部署に配属され、13年になります。ここでは「地上系」と呼ばれる管制システム、伝送システム、アーカイブ、音声システムを扱い、人工衛星の運用を支援しています。
私の主な担当は「伝送システム」と「音声システム」です。「伝送システム」の役割は衛星にコマンドを打ち、データを確認する管制業務です。例えば「はやぶさ2」の運用では、相模原キャンパスから長野県臼田にある直径64mもの大きなアンテナまでコマンドを届け、受信したデータを相模原まで運びます。「音声システム」はコマンドを打つ際、相模原から長野県の臼田局、また筑波宇宙センター側と常に連絡を取り合いながら運用を行います。その連絡に使われているのが音声システムで、ヘッドセットをつけて連絡を取っています。
伝送システムは、多くの科学衛星が使用しており、ほとんどのプロジェクトと関わることになります。範囲が広く大変ですが、やりがいを感じています。地上試験、打ち上げ、クリティカル運用、定常運用…多くのプロジェクトが様々な困難を乗り越えていく姿をそばで見ていて、たくさんの勇気をもらっています。
JAXAに入社したばかりの頃、先生方やプロジェクトの皆さんが凄すぎて、自分にできることは一体何かと悩み、塞ぎ込んでしまったことがあります。その時上司に、「障害あるなしに関わらず、長谷川さんにも同じ立場で仕事をしてほしい」と言われ、ハッと気づかされました。その言葉が今の私を支えています。
私の障がいに少しずつ理解を深め、手話を覚えてくれる仲間がいます。私が会議の日時を勘違いしてしまった後からは、大事な数字だけは間違えないよう、1~10の手話を覚えてくれました。また、「この手話はどんな意味?」と聞いてくれるようになり、とても嬉しく思っています。無理をしたり、こうかなと想像するのではなく、お互いにコミュニケーションがとれるよう工夫し、誤解が少なくなりました。
FUTURE将来の想い

開発に携わり夢をさらに広げたい
これまで関わってきた「地上系」の業務は、衛星運用のインフラにあたる仕事です。ユーザーであるプロジェクト側から「こんなサービスが欲しい」等の要望をもらうことが多いです。要望への理解を深める為に、今度はインフラを利用する側として、小さなプロジェクトに所属してみたいと思っています。衛星側からの視点で、地上系の在り方を考え、幅広く業務を捉えられるようになりたいです。
科学衛星の「今」の状況を知ることができたときは、転職して良かったと感じます。「あかつき」が金星の軌道に無事乗ることができたとき、「はやぶさ2」が無事タッチダウンできたときは、JAXA全体で喜びを分かち合えました。
これからJAXAを目指すみなさんも、自分が得意とするものを突き詰め、強みにしてほしいと思います。大切なのは「諦めない心」と、他人の意見を受け入れることのできる「柔軟な器」です。どんなお仕事も大変ですが、そんな大変さを吹っ飛ばしてしまうほどのワクワクがJAXAには沢山あります。「挑戦してみたい!」と思う方は是非一緒に冒険しましょう。
CAREER PATHキャリアパス
入社してからこれまでのキャリア
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1st year
宇宙科学研究本部システム開発部探査機システム開発グループに配属
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4th year
伝送システムを担当する
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8th year
音声システムを担当する
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10th year
相模原キャンパスの管制室をリニューアルと同時に伝送システムを新しくする(リプレース)業務に携わる
既存の衛星プロジェクトの運用に支障がないよう配慮しつつ、管制室を整備し、かつ様々なネットワークや設備の大がかりな引っ越しを行った。これらの計画・実行に携わり、無事完了させたことはその後の自信に繋がった。

THE OTHER SIDE OF THE MOON私の一面
学生時代からJAZZダンスを楽しんでおり、今でもJAXA内で有志を集めてちょこちょこ踊っています。その時は、皆さんとリズムを確認しながら合わせたり、合図を予め決めておいたり、と工夫しています。合うまで何回も練習を繰り返すので、コミュニケーションが重要です。