JAXAでは、「職員の働き方の変革」と「女性の活躍」を推進しています。
「働き方変革」については、「ワーク・ライフ・バランスの実現」、すなわち仕事に追われるのではなくライフサイクルに応じて多様な働き方のできる組織を目指しています。また、職員が研究開発成果の最大化のために、無駄を省いて本質的な高付加価値な業務に集中できる環境整備も行っています。
「女性活躍」については、女性が元気に活躍できる環境を整備することはより付加価値の高い成果の創出に繋がる、そして女性がより多く参画することで多様性が確保され生産性の向上に対して有効に機能するとの観点から、さまざまな制度や環境整備や職員の意識改革を行っています。
JAXAでは、「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」全ての項目で女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良であるとして、女性の活躍度を示す「えるぼし」(3ランクの中で最上位)の認定を受けています。(2017年9月認定)
※ワーク・ライフ変革推進室(2016年4月発足)の活動についてはこちら
「ほしの子保育園」はJAXAで働く職員の育児と仕事の両立を支援するために、筑波宇宙センター内に2012年4月に開設された事業所内保育園です。JAXAに勤務する職員等の児童(生後57日目以降小学校就学前まで)を18名まで預かることができます。センター内の自然豊かな環境の中でのびのびと生活できる保育環境を提供しています。
「そらの子保育園」はJAXAで働く職員の育児と仕事の両立を支援するために、調布航空宇宙センター内に2018年4月に開設された事業所内保育園です。JAXA並びに共同利用機関に勤務する職員並びに近隣住民の児童(生後57日目以降小学校就学前まで)を10名まで預かることができます。
要介護状態にある家族の介護又は世話(通院等の付添い、要介護家族が介護サービスの提供を受けるために必要な手続の代行等)が必要な際に利用できる有給の休暇です。(年5日(対象となる家族が2人以上の場合は年10日))
要介護状態(負傷、疾病又は身体上若しくは精神上の障害により2週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態をいう)にある家族のために勤務しないことが相当であると認められる場合取得できる休暇です。(連続する6ヶ月の範囲内で1日又は1時間を単位に取得可能)
要介護状態にある家族を介護する職員が時間外勤務の制限を希望した場合は、1日について4時間以内、1月について24時間以内、1年について150時間以内を超える時間外勤務を命じられることはありません。また、当該職員が希望した場合は、深夜(午後10時から翌日午前5時まで)の勤務を命じられることはありません。
また、家族を介護中又は介護休業中の職員は、テレワーク勤務(在宅勤務)も可能です。
各職員が各自の業務量に応じて就業時間の合理化を図るため、勤務時間を自主的に計画・管理する勤務形態です。原則、午前10:30~午後3:30をコアタイム(勤務時間帯)とし、その他の時間帯はフレキシブルタイムとして自身で出社・退社の時間を決定します。