卒業生の狩谷和季さん(総研大博士卒)が博士研究で取り組んだ「クレータ分類を例としたニューロモーフィックコンピューティングの宇宙機航法に対する適用」が、 2021年度日本神経回路学会優秀研究賞を受賞しました。 また、8月に行われたIEEE Space Computing Conferenceにおいても、セッションの座長から要請され、講演を行いました。 極限的な環境における太陽系探査の自在な実現のために、生物的な機能を再現あるいは模倣する「ニューロモーフィック(neuromorphic)」なセンサやプロセッサを探査機の航法技術に導入し、 高速応答性や低消費電力などの観点で従来技術とは不連続かつ革新的なメリットの獲得を目指した先駆け的な研究が高い評価を得ています。