谷口 大祐

子どもたちを惹きつけ、笑顔になってもらうことが1番のやりがい

宇宙を扱う教育現場

大学時代は、海外、特にアフリカにおける教育を専門にしていこうと考えていました。しかし実際に海外の人と交流や研究をした結果、日本人として日本の技術力を高める仕事がしたいと思い至りました。さまざまな就職先を探しましたが、その中の1つがJAXAでした。宇宙に関わる仕事に就いたのは、宇宙好きな父の影響があったのかもしれませんね。

宇宙教育推進室の仕事は、JAXAの持つ知見やノウハウなどの資産を広く国民の皆さんに還元するべく、学校の教育現場で宇宙を扱う授業を提案していこうというものです。またそれを広めるために教員の方向けの研修や授業の支援活動などを行っています。

前部署の経験を活かして子どもたちと向き合う

以前所属していた宇宙科学研究所 科学推進部では気球実験とロケット実験の対外調整を担当していたので、「JAXA」という看板を背負って外部の方にJAXAの事業を理解していただくことの難しさと責任の重さを感じていました。その一方で、事務系でも技術の話に多く触れることができるのでとても勉強になり、ありがたかったですね。そのとき得た知識は、今の「難しい内容を噛みくだいて要点を相手に伝える」という仕事にとても役立っています。

子供たちが自分でものごとを考える力や判断する力を身につけるためには、「宇宙」という教材は非常に有効だと考えています。現在の仕事は、子どもたちを相手にすることも多いので、知識を伝えるだけでなく「楽しそう」、「面白そう」といった感情に訴えかけるような話し方も大切です。そのため「どこまで専門的な用語を使うか」、「どれだけ視覚的要素を使うか」など、対外調整とはまた違った難しさを感じています。子どもたちの関心を惹きつけ、笑顔になってもらうことが1番のやりがいですね。

組織の舵取り役を目指したい

「これをやる・やりたい」ということに固執して視野を狭めず、JAXAでは色々なことにチャレンジしていきたいと思っています。事務系職員は数年ごとに異動がありますが、これまでは外部の方の窓口となって調整する仕事が多かったので、JAXA内部の仕事も経験してみたいですね。そして将来の目標は、組織の舵取りを担えるような人材になることです。

JAXAを目指す学生への一言メッセージ

大切なのは学生のときに何をしたかではなく、学生のときにどうしてそれをやっていたのか、やった結果どう思ったのか、だと思います。JAXAでは自分のバックボーン(専門・研究領域)を問われる機会も多いので、それに自信を持って答えられるかどうかが重要ではないでしょうか。

プロフィール

大学時代は比較教育学・国際教育学専攻。2014年JAXA入社。最初の配属先は宇宙科学研究所(ISAS)宇宙科学プログラム・オフィス(現宇宙科学プログラム室)。その後、ISAS科学推進部に異動し、2017年1月より現部署。趣味は読書(歴史小説ばかり読んでます)、バスケットボール。つくばのJAXAバスケ部に入るも、相模原勤務のため、なかなか通えなくなった結果、相模原でバスケチーム(同好会レベル)を結成し、月1で活動中。福岡県出身。

1日の業務の流れ

09:30メール確認
10:30連携校との調整・事務処理
12:15昼休み
13:00学校教育支援に係る資料作成
16:00教員向け研修・授業支援に向けた打ち合わせ
17:45退社

※所属部署・掲載内容は取材当時による

部門紹介 宇宙教育推進室

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