人類の未知の領域を切り拓く
OUR ENTERPRISE 事業紹介

宇宙科学の研究

21世紀は、人類が宇宙と生命の起源について、はじめてその核心に迫る世紀となるでしょう。
この壮大な知の探索に、宇宙空間からの観測や太陽系内の観測・探査、人類の活動領域を広げる技術開発を通じて貢献します。

国内外の研究者と連携し、人類の知的資産の創出に貢献

©池下章裕
小型月実験機構想(SLIM)の月着陸イメージ

人類は、20世紀になって宇宙への扉を開きました。扉の外に顔を見せつつある新世界は、暗黒エネルギーや暗黒物質の存在、私たちが宇宙で孤独な存在でないことを示唆する太陽系外で続々と見つかる惑星、そして、わが太陽系の惑星・衛星・小惑星が示す多様な姿など、私たちの想像をはるかに超えた様相を呈しつつあります。21世紀は、人類が宇宙と生命の起源について、初めて包括的な描像を得る世紀となるでしょう。

JAXAでは、この知の探索に顕著な貢献をしていくため、国内の大学・研究所、諸外国の宇宙機関と協力して、特徴ある優れた宇宙科学ミッション(科学衛星・探査機・観測ロケット・大気球など)の立案・開発・飛翔実験・運用を一貫して行っています。

JAXAでは、人類の新たな宇宙観の萌芽に向けて次のようなテーマに重点を置いて研究開発に取り組んでいます。

宇宙の起源と進化、多様性の理解

宇宙空間からの天文観測によって、宇宙の誕生と現在の宇宙に至るまでの進化の過程の理解を目指します。

太陽系の生命圏の起源と進化の理解

太陽系内の天体の観測・探査から、起源・構造・進化を探るとともに、太陽系外を含めこの宇宙で生命の存在できる環境の理解を目指します。

人類の活動領域を広げる研究開発

「より遠く」、「より自在に」、「より高度な」科学観測・探査活動を可能にするための技術開発とその応用について学術研究を進めます。

これらの研究活動は、世界的にもユニークな大学共同利用システムにより、大学などと一体となって行われています。また、優れた若手研究者を国内外から招聘するインターナショナルトップヤングフェローシップを推進するなど、国内外に開かれた研究所として、学術成果の創出に貢献していきます。


人工衛星や探査機などの観測装置による宇宙科学プロジェクトの推進

日本の独自性と特徴を生かした世界トップレベルの成果を目指して、惑星探査機や科学衛星などの打ち上げを行っています。そのため、人工衛星や探査機とそれらに搭載する観測装置、さらに国際宇宙ステーションに設置する観測装置、観測ロケット、大気球といった実験・観測手段の開発を進めています。観測データは人類共有の財産として世界の研究者に提供され、新しい学問分野の開拓に貢献していきます。

©PLANET-C Project Team
金星探査機「あかつき」による金星の夜面観測のイメージ図

ジオスペース探査衛星「あらせ」
宇宙嵐にともなって生成と消失を繰り返している高エネルギー電子の謎に迫る

日・欧共同で進む水星探査計画
「BepiColombo」
水星の磁場と磁気圏、起源と進化を解明する

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