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CCSDSの組織構成

CCSDSの組織構成は、主に、CCSDS管理評議会(CMC)、CCSDS技術諮問委員会(CESG)、エリア、ワーキンググループで構成されており、 2016年10月1日現在、下図に示す体制で構成されています。

CCSDS管理評議会(CMC)
CCSDS管理評議会(CMC: CCSDS Management Council)は、CCSDSの活動全般を取りまとめる管理部門であり、 CCSDSにおける最終意志決定組織です。 CCSDS文書の検討時の機関間の調整/レビュー承認、開発企業/利用者との関係構築を行います。 また、CCSDS会議の日程調整を行います。CMCメンバーはメンバー機関代表とCCSDS技術諮問委員会(CESG)委員長からなります。メンバー機関代表は 各メンバー機関から代表として指名され、自機関の方針をCCSDSに提出し、CCSDS活動のために自機関リソースを付託する権限を持ちます。
また、国際標準化機構(ISO)との協定によりISO第20技術委員会/第13分科会(TC20/SC13)の活動を担っています。

2015年春期CCSDS管理評議会(CMC)会合の様子(2015年5月21日長野) Photo Credit: JAXA

CMCについての詳細は「CMC概要ページ」(英文ウェブサイト)を参照ください。
CCSDS技術諮問委員会(CESG)
CCSDS技術諮問委員会(CESG:CCSDS Engineering Steering Group)はCCSDSの技術領域を横断的に技術調整し、 CCSDS標準化プロセスにおけるトップレベルの技術調整役を担うと共に、CMCに対して報告を行います。また、CCSDS活動における技術的一貫性を維持する役割を担っています。 CESGの構成メンバーはCESG委員長と各技術エリアを統括するエリアディレクター(AD)からなり、 CMCにより指名されます。
CMCの裁量によりCESG委員長とADには副ポジションを置くことができます。

CESGについての詳細は「CESG概要ページ」(英文ウェブサイト)を参照ください。
CCSDS活動エリア

CCSDS活動エリアは技術分野ごとにワーキンググループやBOFで構成された組織群となっています。
2016年4月1日現在、次の6つのエリアが存在します。

システムエンジニアリングエリア(SEA)

SEAはシステム全体をエンジニアリングの観点から検討するエリアであり、他エリアへの宇宙ミッションの通信、運用、 相互支援のための全体的なアーキテクチャガイダンスに関しての検討を行います。また、CESGがすべてのエリアの 検討項目について、定義されたアーキテクチャに基づき一貫性をもって評価するよう支援します。

【主な技術検討項目】
・システムアーキテクチャの記述、情報アーキテクチャ、セキュリティアーキテクチャ
ミッション運用/情報管理サービスエリア(MOIMS)の概要

MOIMSでは、「ミッション運用」機能に主眼が置かれています。ミッション運用により得られた宇宙ミッション情報を容易に利用できることを目的として、 宇宙機と地上システムの運用に必要なアプリケーション及び関連する詳細情報の管理と処理に関する検討を行っています。

【主な技術検討項目】
・情報アーカイブ、ミッションデータ/航法データフォーマット、オープンアーカイブ情報システム(OAIS)、宇宙監視制御サービス
相互支援サービスエリア(CSS)の概要

CSSでは相互運用支援を目的とした他機関地上ネットワークの相互利用を効率的に行うための標準インタフェースや地上通信サービスの標準化技術に関する検討を行います。 相互運用支援で必要とされるサービス、サービスの公開/スケジュール/利用の方法を定義します。

【主な技術検討項目】
・Space Link Extention(SLE)データ転送プロトコル、SLEサービス管理プロトコル
宇宙機オンボードインタフェースサービスエリア(SOIS)の概要

SOISでは、宇宙機のオンボード通信ネットワーク、プロトコル及びデータ処理等のインタフェースとアプリケーションに関する検討を行っています。

【主な技術検討項目】
・宇宙機オンボードサブネットワークサービスプロトコル、宇宙機オンボードアプリケーション支援サービスプロトコル
スペースリンクサービスエリア(SLS)の概要

スペースリンクは宇宙機-地上システム間、宇宙機-宇宙機間で相互接続しており、 SLSではすべての参加機関に共通した効率のよい宇宙リンク通信システムの開発を行っています。

【主な技術検討項目】
・宇宙機-地上システム間の宇宙リンクプロトコル群、宇宙機-宇宙機間の宇宙リンクプロトコル群、高速データレート通信、データ圧縮技術、先端測距技術
宇宙インターネットワーキングサービスエリア(SIS)の概要

SISでは宇宙機-地上システム、宇宙機-宇宙機間ネットワーク上で様々な形式のデータ伝送のためのサービスやプロトコルに関する規格を検討しています。 主にネットワーク層より上位の領域を取り扱います。

【主な技術検討項目】
・宇宙通信プロトコル仕様(SCPS)、CCSDSファイル伝送プロトコル(CFDP)、次世代宇宙インターネット

各エリアには所属するWGやBOFを統括する役割を担うADがおり、CMCにより任命されます。

ワーキンググループ(WG)

WGは検討範囲、成果文書、スケジュールを明確に定めた活動計画を用意して設立され、 CESGの下で技術的な検討を行います。 WGの活動は主に専用のメーリングリストを利用して行なわれ、必要に応じてWG会議を開催します。活動計画を達成したWGは活動を終了し解散となります。 WGにはCCSDS機関や企業の技術エキスパートが参加します。 WG議長はエリアディレクターにより選ばれ、CESGにより承認されます。
最新のWG構成はこちらからご覧になれます。

Birds of Feather(BOF)

BOFはWG設立に向けた準備組織です。技術的な概念検討結果をコンセプトペーパーにまとめる他、 WG設立に必要な活動計画やリソースプランの作成を行います。
BOFの活動は主にメールを利用して行なわれています。

国内組織体制

JAXA CCSDS事務局および関連委員会の活動体制について紹介します。
JAXA内におけるCCSDS及び国内外の関連委員会の活動体制は以下の通りとなっています。

ISO TC20は航空・宇宙機分野の国際標準化活動を行っており、その中でもSC13分科会は宇宙データ・情報転送システムに係る規格の制定に従事しており、CCSDSを技術基盤としています。
我が国では(社)日本航空宇宙工業会のスペースデータ委員会がISOTC20/SC13への対応を行い、 DIS分科会と呼ばれる分科会をもってDIS(Draft International Standard :国際規格原案)の実質的な審議を行っています。


JAXA CCSDSの活動に関するお問い合わせについては、



まで、メールにてご連絡をお願いします。
ISO/SC13国際・国内審議組織の関連図はこちら をご覧下さい


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